高洪副所長
鳩山由紀夫首相は2日、辭任する意向を示し、それと同時に、民主黨の小沢一郎幹事長にも辭職を求めた。これについて、中國社會科學院日本研究所の高洪副所長がインタビューに応じ、次のように述べた。
関連ニュース:
日本の政界に重量級の爆弾が投下された
首相と幹事長の同時辭職が及ぼす影響は、日本の政界に重量級の爆弾が投下されたようなもので、國の全體的な運営狀況にも関わってくる。その影響力は毎年首相が辭職していた時期より大きい。
日本國民は民主黨に大きな期待を寄せ、自民黨の構造を変えることができると考えていた。日本の政局が安定した自民?民主両黨が交互に政権を取る時代に入ったと考える人もいた。しかしこの8カ月で、鳩山首相は政治においてそれらしい功績を殘すことはできず、政治家と官僚の関係をさらに「非正常的」な狀態(tài)にしただけだ。
自民黨時代、首相、內(nèi)閣、政黨體系の政治運営はどれも絶えず変化し続けていたが、公務員體系は比較的安定し、日本の國家機関の運営は正常だった。そのため、首相が頻繁に変わっても日本國民の政治的生活が直接影響を受けることはなかった。
しかし現(xiàn)在の狀況は異なる。民主黨は新政権で、公務員との関係を絶えず調(diào)整している。その民主黨がころころと黨首を変え続ければ、日本の政治はめちゃくちゃになるだろう。