社會(huì)科學(xué)院國際法研究所の趙建文研究員によると、國際法の観點(diǎn)から、ポツダム宣言は戦後國際秩序の法的基盤を固めた。まず、ポツダム宣言と國連憲章の趣旨、原則は一致し、國連憲章第53條と第107條の「敵國條項(xiàng)」を理解し、解釈する最も適切な根拠だ。「敵國條項(xiàng)」の価値はその実際の応用ではなく、第2次大戦時(shí)の敵國を定義したことにある。

次に、ポツダム宣言の重要性は日本に降伏を促したことだけでなく、それ以上に日本降伏後の事を定めたことにある。ポツダム宣言第6項(xiàng)は日本國民を欺き、誤った方向に導(dǎo)き、日本を世界征服という愚かな企てに乗り出させた政治勢力を政治的に除去すると同時(shí)に、好戦主義を世界から除去し、思想的に戦爭の根源を除去するとした。第8項(xiàng)は日本の領(lǐng)土範(fàn)囲を限定するとともに、カイロ宣言の條項(xiàng)は履行されるべきとし、第10項(xiàng)は戦犯裁判問題について定めた。これら3項(xiàng)は戦後の主要問題についての明確な規(guī)定だ。（編集NA）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月26日