オバマ大統(tǒng)領(lǐng)と安倍晉三首相は現(xiàn)地時(shí)間28日にホワイトハウスで會(huì)談した。両氏は會(huì)談後の共同記者會(huì)見(jiàn)で中國(guó)を約20回取り上げ、中國(guó)について多くの時(shí)間を割いた。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は、米國(guó)は中國(guó)の平和的な臺(tái)頭を歓迎するとした上で、力強(qiáng)い米日同盟は中國(guó)に対する「挑発」と見(jiàn)なされるべきではないと強(qiáng)調(diào)した。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は、米國(guó)は確かに同盟國(guó)との関係のレベルを引き上げているが、中國(guó)との軍事協(xié)力の強(qiáng)化を求めていると述べた。
安倍首相は26日に訪米を開(kāi)始した。米日は最大の目標(biāo)の一つである防衛(wèi)協(xié)力のための指針の改定を終え、日米軍事協(xié)力の地理的制限を取り払った。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は同日、「米日は今後、海上安全、災(zāi)害対策、サイバーセキュリティー、宇宙などの各分野でより柔軟な協(xié)力を展開(kāi)する。日本はアジア太平洋でより大きな役割を擔(dān)う」と発言した。安倍首相は、「確固たる米日同盟はアジア太平洋、ひいては全世界の平和と安定にとって不可欠だ」と稱(chēng)した。
しかし米國(guó)と日本の安全協(xié)力の強(qiáng)化は、中國(guó)から「挑発」と見(jiàn)なされることはないだろうか?米日のこの措置は、東中國(guó)海?南中國(guó)海の緊張情勢(shì)を激化させることはないだろうか?オバマ大統(tǒng)領(lǐng)はこの二つの問(wèn)題について、「力強(qiáng)い米日同盟は中國(guó)に対する『挑発』と見(jiàn)なされるべきではない。米國(guó)は中國(guó)の平和的な臺(tái)頭を歓迎する。これは中國(guó)が発展目覚ましい新興市場(chǎng)であり、中國(guó)が米國(guó)と共に開(kāi)発途上國(guó)の支援という責(zé)任を擔(dān)うことができるからだ。中國(guó)はすでに信じがたいペースにより、自國(guó)の億単位の公民を貧困狀態(tài)から脫卻させている。安定的な國(guó)際貿(mào)易システムおよび國(guó)際秩序がなければ、中國(guó)はこの成果を手に出來(lái)なかったかもしれない」と述べた。
オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は、「米國(guó)は中國(guó)やその他の國(guó)を招き、地域の秩序と平和を維持するよう共に努力しなければならない。米國(guó)は確かに同盟國(guó)との関係のレベルを引き上げているが、中國(guó)との軍事協(xié)力の強(qiáng)化を求めている」と強(qiáng)調(diào)した。
オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は矛先を転じ、中國(guó)の東中國(guó)海?南中國(guó)海問(wèn)題に関する動(dòng)きについて論じ、米國(guó)の釣魚(yú)島問(wèn)題における原則的立場(chǎng)、日本への安全の約束について再言及した。
中國(guó)主導(dǎo)のアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、両氏はそれぞれの観點(diǎn)を示した。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は、「中國(guó)は長(zhǎng)期的に貿(mào)易黒字を維持しており、資本を地域開(kāi)発プロジェクトに投じるのは積極的で良いことだ。米國(guó)がAIIBに加入しない、他國(guó)の加入に反対しているという説は正確ではない。英國(guó)の加入後、このような論調(diào)が広がりを見(jiàn)せたが、これは米國(guó)の正式な態(tài)度ではない。米國(guó)は組織運(yùn)営の基準(zhǔn)と透明度を重視している」と話(huà)した。