森山浩行（衆(zhòng)議院議員?民主黨災(zāi)害ボランティア室茨城県擔(dān)當(dāng)）

● ３月１１日金曜日午後、東日本大震災(zāi)発生。１６年前の阪神大震災(zāi)では震度計までも破壊され、神戸が激震地であることはしばらく把握できなかったことをおもい、震度計が壊れたところがないかと真っ先に考えたが、そこは大丈夫で、大津波で町ごと流されるという想像を絶する光景が畫面に。過去の経験などから知っていると思い込むことを予斷、というが、災(zāi)害はその場の狀況を的確に把握し、対応することが大事で予斷を持って判斷してはいけないと確認(rèn)のうえ、「震災(zāi)ボランティア準(zhǔn)備室」を立ち上げ。

● 「震災(zāi)ボランティア室」では７２時間は警察?消防?自衛(wèi)隊など「人命救助」最優(yōu)先であることを考え、問合せを含めて自粛。その後も狀況を確認(rèn)しながらボランティアが現(xiàn)場の救助の足手まといになったり、ナホトカ號の重油流出事故の際のように遭難したりすることのないよう、３月は行政?ボランティアセンターなど「受け入れ態(tài)勢の整備」の情報収集。

● ３月後半からはボランティアセンターの稼動や個人での被災(zāi)地入りが増加、県庁や市役所、ボランティアセンターなどの情報を整理するとともにボランティアバスの運(yùn)行をスタート。各県擔(dān)當(dāng)をつくって連絡(luò)?調(diào)整にあたった。被災(zāi)地以外では報道を見て政権批判が続いたが、被災(zāi)地ではもちろん不十分なところもあるものの、多くの感謝の聲に觸れることができている。

● この間、大事だと感じることの一つ目は「言葉のニュアンスのチューニング」ともいうべきもの。書類にすると「緊急」の二文字になることが、緊急性や必要性など、溫度や擔(dān)當(dāng)を固定することで溫度を感じ取ることが出來る。逆にこれができないと不必要な資料の提出を求め、客観データが必要、となる。緊急時の対応としては最前線のニーズをしっかり支える、という意思決定のもと、現(xiàn)場と本部の信頼関係をもって情報のやりとりをすること。

● 二つ目は「間に立つ人の立場で現(xiàn)場の聲をつぶさない」こと。市民のニーズを市役所の立場で間引いたり、市役所からの要請を県庁の判斷で國に屆けない、など、平時には予算や人員の限りある中で「まとめる」判斷をすることが大事ですが、非常時においては「大きな聲で助けを求める」ことがスタート。中間で「無理」という判斷をして本來できることまで時間がかかることも起こります。

● 三つ目は「物資や人材のマッチングは拙速で」。完璧な仕事をしようとしてスピードが損なわれてはならない。多少のミスがあっても物も人もできる限り早く現(xiàn)地へ、が基本。

● 被災(zāi)者にとっては「放置される」ことが一番の恐怖。「しっかりサポートし続けるよ」という心やメッセージをヒトやモノに乗せて屆けることが支援の本質(zhì)であると感じている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2011年9月14日

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