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四川省汶川県の大地震発生から5月12日で1年を迎えるが、同省臥竜自然保護(hù)區(qū)は全面的復(fù)興?再建への歩みを加速させている。地震発生當(dāng)初、保護(hù)區(qū)は外部と隔絶された狀態(tài)にあった。こうした中、保護(hù)區(qū)は壊滅的被害をもたらした地震からどのような影響や打撃を受けたのか、また、再建計(jì)畫はどのように制定され、その資金は確保されているのかといった問(wèn)題について、保護(hù)區(qū)管理局の張和民局長(zhǎng)に対し取材を行った。

保護(hù)區(qū)の7％が壊滅的被害、全體損失額19億4700萬(wàn)元に

張局長(zhǎng)は臥竜自然保護(hù)區(qū)について以下のように説明した。保護(hù)區(qū)は四川省汶川県南西部に位置し、震源地周辺地域にあることから、地震発生直後に起こった山崩れや地割れにより、植生、森林、河川、田畑、および交通?水道?電気?通信などのインフラがいずれも多大な被害を受けた。保護(hù)區(qū)全體面積の約7％が壊滅的被害を受け、これらの地域に海抜2500メートル以下のパンダの「生息地コリドール（生息地をつなぐ帯狀の自然區(qū)畫）」が主に集中していることから、パンダの生息環(huán)境は深刻な被害を受け、生存が脅かされることになった。こうした被害の長(zhǎng)期的な影響について、研究スタッフはさらに踏み込んだ科學(xué)的考察を行っている。

資料寫真

また、地震で多くのスタッフとパンダが死傷した。保護(hù)區(qū)所屬スタッフから、死亡者47名、行方不明者6名、重傷者35名、軽傷者若干名を出した。省道303號(hào)線沿いで多くのスタッフが生き埋めとなり、死亡者數(shù)は82名と確定されている。飼育舎で育てられていたパンダは「毛毛」が死亡したほか、1匹が負(fù)傷し、1匹が行方不明となった（ただし野生パンダの死傷例は見(jiàn)つかっていない）。

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さらに、地震によって交通?通信?水道?電力などのインフラが分?jǐn)啶丹臁ⅳ郅趣螭嗓喂彩┰O(shè)が損壊した。4萬(wàn)3387平方メートルで建物が全倒壊または倒壊の危険性が高い狀態(tài)となり、98％以上の民家が倒壊またはその危険性が高い狀態(tài)となったほか、インフラが深刻な被害を受けたことから、保護(hù)區(qū)全體の経済的損失は19億4700萬(wàn)元に上った。

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加えて、パンダの飼育舎32棟のうち14棟が埋沒(méi)または倒壊し、殘りの18棟も深刻な損害を被ったほか、香港の海洋公園の寄付で建設(shè)されたパンダ醫(yī)院も倒壊の恐れがあり、全てのパンダは程度の差こそあれ危険にさらされることになった。また、パンダの個(gè)體群密度が急増したことから食料不足が深刻化し、生存環(huán)境は危機(jī)に直面したという。

だが、張局長(zhǎng)は「臥竜保護(hù)區(qū)のスタッフはこうした困難にひるむことはありませんでした」と話す。地震発生後、保護(hù)區(qū)のスタッフは危険に直面しても勇敢にパンダ救出に力を盡くし、取り殘された観光客を救助し2000人余りを避難させ、被害を最小限に食い止めた。また、各方面から支援を受け、スタッフは自力更生の精神に基づき、素晴らしい保護(hù)區(qū)の再建に向け取り組み始めたという。