■　2020年中國(guó)で最もコンテナ港利便性が高かった都市は？

　グローバリゼーションが加速する中、サプライチェーンの根幹である港灣機(jī)能は、國(guó)や都市にとって極めて重要な機(jī)能である。〈中國(guó)都市総合発展指標(biāo)〉では、港灣機(jī)能を評(píng)価する「コンテナ港利便性」を採(cǎi)用し、毎年各都市でモニタリングを?qū)g施している。

　「コンテナ港利便性」は、都市における港灣へのアクセスおよび港灣処理機(jī)能を指數(shù)化した指標(biāo)であり、都市中心部から港灣までの直線距離やコンテナ取扱量等のデータを合成し、獨(dú)自に利便性を算出している。

　図4が示すように、「2020年中國(guó)都市コンテナ港利便性」のトップ10都市は、順に、上海、深圳、寧波、青島、天津、広州、廈門(mén)、日照、蘇州、舟山となり、第1位の上海の突出ぶりが著しい。

　2020年には、上記トップ30都市で唯一、大連のコンテナ取扱量がマイナス成長(zhǎng)に陥った。新型コロナウイルス禍で、中國(guó)の大多數(shù)の港灣都市がコンテナ取扱量のプラス成長(zhǎng)を?qū)g現(xiàn)させた背景には、製造業(yè)輸出力の強(qiáng)靭さが窺える。

　図４　2020年中國(guó)都市コンテナ港利便性ランキングトップ30都市