2014年は改革の全面的に深化がスタートした年であり、中國経済にはさまざまな重要な変化が訪れた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

▽変化その1：高度成長に別れを告げ、「新常態(tài)」が経済発展の一大論理に

今年の國內(nèi)総生産（GDP）の前年同期比増加率は第1四半期（1-3月）が7.4％、第2四半期が7.5％、第3四半期が7.3％だった。2014年の中國経済は高度成長に別れを告げ、「中くらいのペースの成長」という「新常態(tài)」（ニューノーマル）を迎えることになった。

「新常態(tài)」は今年最も熱く語られた経済キーワードで、今年の中國経済にとって最大の収穫でもある。誕生からわずか7カ月にもかかわらず、すでに政治の新たな理念となり、中國の経済発展の一大論理にもなっている。

中國人民大學(xué)財(cái)政金融學(xué)院の張錫軍副院長は、「新常態(tài)は中國経済の法則や段階的な特徴に対する客観的な認(rèn)識だ。新常態(tài)の下で、これまでのような規(guī)模の拡大に頼り、安い人件費(fèi)、安い土地コスト、安い環(huán)境コストに頼る発展モデルを続けることは難しく、未來の経済発展に向けては質(zhì)と効率の引き上げを重視することが必要であり、構(gòu)造調(diào)整とイノベーションによる駆動を重視することがより必要であり、以前のような『経済が落ち込めばすぐに活性化策をうち出す』といったやり方は捨て去らねばならない」と話す。