香港『大公報(bào)』紙が伝えるところによると、先般、中國(guó)國(guó)務(wù)院新聞弁公室の趙啓正主任は「香港のメディアのトップの抗日戦爭(zhēng)歴史?遺跡訪問団」一行と會(huì)見した際に、「中國(guó)で行われている愛國(guó)主義教育は『反日』教育ではなく、今年催される「抗日戦爭(zhēng)勝利60周年」の記念行事も日本政府と短絡(luò)的に結(jié)びつくものでもない」と語(yǔ)った。
趙啓正主任は「2005年は抗日戦爭(zhēng)?世界反ファシズム戦爭(zhēng)勝利60周年にあたり、中國(guó)だけでなく、世界各國(guó)がこれを祝っている。中國(guó)は戦爭(zhēng)終結(jié)時(shí)の戦勝國(guó)及び世界平和を守る重要なパワーとして、記念行事を催すのは當(dāng)然のことであり、短絡(luò)的に日本政府と結(jié)びつくものではない。かつての戦爭(zhēng)は日本の若い世代のことでなく、古い世代のことである。われわれは、日本の少數(shù)の右翼勢(shì)力や政治家が戦爭(zhēng)の責(zé)任を正視しないことに不満を抱いているが、不満ならそれを申し入れ、文章を書き、見解を表明することができるので、中國(guó)側(cè)の記念行事の企畫はその不満を表わすことを出発點(diǎn)とするものではない。しかし、これらの記念行事は未來に向けて警鐘を打ち鳴らす役割を果たすものとなるかもしれない。現(xiàn)在、中國(guó)は平和を守る信念と力を持っている。愛國(guó)主義教育と『反日』のムードは區(qū)別しなければならず、つまり、中國(guó)の愛國(guó)主義教育はイコール『反日』ではない。中日友好は大局であり、必ず友好を発展させなければならない。これは中國(guó)にとっても、日本にとってもプラスとなることであり、もちろん、アジアの安定と発展のためでもある。なぜなら、日本はアジアの経済強(qiáng)國(guó)で、中國(guó)はアジアひいては世界で人口の最も多い國(guó)からである」と語(yǔ)った。
「チャイナネット」 2005/07/20
