８日、海南環(huán)島観光道路の文昌區(qū)間。（ドローンから、海口＝新華社記者／郭程）

　中國(guó)海南省の環(huán)島観光道路は昨年１２月に全線が開通し、海南島の新たな人気スポットとなった。総延長(zhǎng)は９８８キロで、海口、文昌、瓊海（けいかい）など沿岸１２市?県を通り、沿線の特色ある入り江や町、景勝地などを結(jié)んでいる。

　夏休みシーズンの到來(lái)とともに、自家用車や自転車、バイクなどで海南環(huán)島観光道路を巡る観光客が増加している。風(fēng)光明媚な場(chǎng)所に加え、宿泊や休憩ができる同観光道路の「驛站（休憩所）」も多様なニーズに応え、インターネット上で話題になっている。

　同省儋州（だんしゅう）市光村鎮(zhèn)の「儋耳追光驛站」は同観光道路で最初に建設(shè)された３施設(shè)の一つで、海に面した松林の中に３０棟余りの獨(dú)立した小さな庭と整った設(shè)備を持つオートキャンプ地がある。儋耳追光驛站の馮玲（ふう?れい）副総経理は、観光客はここで、海のアクティビティーやキャンプを楽しみ、周辺の漁村の風(fēng)情も感じることができるとし、関連業(yè)界が特別な體験を提供すると胸を張った。

　環(huán)島観光道路の人気上昇により周辺地域にも発展の波が広がり、近隣住民の多くが観光業(yè)に従事するようになった。

　同省観光?文化?ラジオ?テレビ?スポーツ庁の擔(dān)當(dāng)者は、引き続き道路沿線に多くの特色あるスポットを設(shè)置し、農(nóng)村との相互発展を目指しつつ地域振興を推進(jìn)していきたいと述べた。（記者／周慧敏、程瀟）

　新華網(wǎng)日本語(yǔ)版　2024年8月17日