中國の沈健軍縮大使は現(xiàn)地時間21日、第79回國連総會の核軍縮問題に関する特別発言の中で、「現(xiàn)在、大國の戦略的相互信頼が失われ、地政學(xué)的情勢が緊張し、地域間の衝突がエスカレートしていることで、國際核軍縮のプロセスは空前の厳しい挑戦に直面している」と述べました。

沈大使はその際、「地域情勢の鎮(zhèn)靜化を推進(jìn)し、停戦と戦爭の終結(jié)をできるだけ早く実現(xiàn)しなければならない。國家安全保障政策における核兵器の役割を確実に低下させなければならない。最前線への戦略兵器配置などの『火遊び』のような行動をやめなければならない。現(xiàn)実的で実行可能な核軍縮の道を堅持しなければならない。核の透明性の問題に客観的かつ理性的に取り組まなければならない。國際的な核不拡散努力を促進(jìn)していかなければならない」と述べました。

沈大使はまた、「核の分野で現(xiàn)在直面している際立ったリスクと挑戦を解決するには『標(biāo)本兼治』（表面に現(xiàn)れた癥狀も病根も治療する）が必要だ。冷戦思考に執(zhí)著し、大國の競爭をかき立て、陣営の対立をあおることは、國際核軍縮プロセスを袋小路に追い込むだけだ」と強(qiáng)調(diào)しました。

沈大使はさらに、「中國は國際社會が共同、総合、協(xié)力、持続可能な安全観を堅持し、真の多國間主義を?qū)g踐し、相互の正當(dāng)な安全保障への懸念を尊重し、國際的な核兵器抑制プロセスを共同で推進(jìn)していくよう主張する」と述べました。（藍(lán)、坂下）

「中國國際放送局日本語版」より　2024年10月11日