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    王毅部長が國際関係について4つの主張、中國が特定の國を標的にせず

    王毅部長が國際関係について4つの主張、中國が特定の國を標的にせず。

    タグ: 王毅國際関係

    発信時間: 2015-02-25 14:58:11 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

    王毅外交部長(外相)は23日、國連本部で國際平和?安全に関する安保理の公開討論の議長を務めた。王部長は「21世紀の國際関係について、われわれは衝突ではなく平和を、対立ではなく協力を、強権ではなく公正を、ゼロサムではなくウィンウィンを主張する」と表明した。新華網が伝えた。 

    王部長は21世紀の國際関係について、次の4點を主張した。 

    (1)衝突ではなく平和。世界のいくつかの地域で依然動揺や衝突が生じている。問題解決の根本的な道はやはり憲章の趣旨と原則を遵守し、國連および安保理の権威を守ることだ。中國側は、安保理を通さないいかなる一方的行動も合法性や正當性を備えないと考える。安保理は衝突防止策を早めに立て、速やかに戦亂を制止し、できるだけ早く平和と復興を実現する必要がある。 

    (2)対立ではなく協力。われわれはグローバル化と情報化が日増しに進む世界に暮している。グローバルな試練がどんどん増えており、共に困難を乗り越え、手を攜えて協力することが唯一の選択肢だ。世界各國、特に主要な大國は協力意識を強化し、対抗思考を捨て、各國の話し合いと協力を通じて世界や地域の平和と発展を妨げる重大な問題を解決すべきだ。 

    (3)強権ではなく公正。國際関係の民主化と法治化は時代の要請だ。自國の意志を他國に押しつけてよい國はなく、他國の合法的政権を転覆する権利のある國もない。大小、貧富にかかわらず國家は一律平等との考えを堅持し、各國の主権、獨立、領土の一體性を尊重し、各自の選択した発展の道と社會制度を尊重し、國際法と國際関係の準則を尊重し、文明の多様性を尊重しなければならない。 

    (4)ゼロサムではなくウィンウィン。現代世界において各國は相互依存と利益融合を日増しに深めている。冷戦思考やゼロサムゲームといった時代遅れの理念は歴史のゴミ箱に斷固捨て去るべきだ。中國側は二國間、多國間のウィンウィンの新理念を提唱し、利益?運命共同體の新理念を確立し、権利と責任を共に擔い、義と利を両立する新たなやり方を実行する。 

    公開討論後、中國側の提案が日本を標的にしたものかとのメディアの質問に対して、王部長は「中國側が今回の會議を提唱したのは、各國民の全體的利益に著眼し、人類の平和と未來に著眼したものであり、歴史を鑑として未來を切り開くことが目的だ。大國である中國には大きな度量と構えがあり、特定の國を標的にすることはないし、その必要もない。もちろんわれわれは、自國に対するものだと受け止める國が出てくることも望まない」と述べた。(編集NA) 

     

    「人民網日本語版」2015年2月25日

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