第10期全國人民代表大會（全人代）第2回會議は11日午前、北京の人民大會堂で記者會見を行い、中國人民銀行（中央銀行）の周小川総裁と中國銀行業(yè)監(jiān)督管理委員會（銀監(jiān)會）の劉明康主席が金融政策、金融體制改革、金融の監(jiān)督?管理について記者の質(zhì)問に答えた。 國有獨資商業(yè)銀行の株式制への移行改革について、劉主席は次のように述べた。 國有獨資商業(yè)銀行である中國銀行?中國建設(shè)銀行による株式制への改革の成否は、企業(yè)統(tǒng)治（コーポレートガバナンス）制度の確立と內(nèi)部改革の強化を達成できるかどうかがカギとなる。銀監(jiān)會は改革の全體的な目標(biāo)の達成度と企業(yè)統(tǒng)治制度の確立について、2行に対する監(jiān)督?管理を強化していく方針だ。全體的な目標(biāo)とは、高い自己資本比率、厳格な內(nèi)部コントロール、安全な運営、良好なサービスと高い効率、國際競爭力――を備えた現(xiàn)代的な株式制商業(yè)銀行への改革を、世界貿(mào)易機関（WTO）加盟後の過渡期のうちに実現(xiàn)させることだ。 國有獨資商業(yè)銀行の株式制への改革に向け、國務(wù)院が450億ドルの投入を決定したのは、長期にわたる検討、研究、論証の結(jié)果である。資本注入の法的プロセスについては、法律専門家や國務(wù)院の法制主管部門、全人代専門委員會の同問題の擔(dān)當(dāng)メンバーが論証を行った。資本注入の手続きには十分な検討が行われおり、現(xiàn)行の法律?規(guī)定にも合致している。 「人民網(wǎng)日本語版」2004年3月12日 |
