上海市はこのほど、公立醫(yī)療機(jī)関のPCR検査料を60元に引き下げると発表した。

　一部の統(tǒng)計によると、今月すでに青海省、河北省、江蘇省などの10以上の省がPCR検査料の引き下げを発表している。うち山東全省の各級公立醫(yī)療機(jī)関の料金の上限は1回あたり45元に調(diào)整。また、青海省、河北省、遼寧省、寧夏回族自治區(qū)、四川省、山東省、黒竜江省、江蘇省、湖北省、陝西省などの省は8月に通知を発表し、PCR検査料を引き下げた。

　安くなった理由は？

　國務(wù)院新型コロナウイルス共同感染対策メカニズム総合チームは今年1月に通知を印刷?配布し、「各地は集中大量調(diào)達(dá)方法を積極的に模索し、PCR検査キットや防護(hù)用品などの消耗品を大量調(diào)達(dá)し、PCR検査料を引き下げること」と強調(diào)した。各地も相次いでPCR検査キット及び関連消耗品の大量調(diào)達(dá)活動を展開した。

　またPCR検査料の引き下げは、検査キットなどの製品の生産能力の大幅な増加によるものだ。

　データによると、國家食品薬品監(jiān)督管理局は昨年3月31日までに25種の検査キットを緊急承認(rèn)している。うちPCR検査キットは17種、抗體検査キットは8種。當(dāng)時のPCRの検査キットの1日あたりの生産能力は306萬人分、抗體検査キットは120萬人分で、合計すると426萬人分だった。

　國家食品薬品監(jiān)督管理局は今年6月末までに59種の新型コロナウイルス検査キットを承認(rèn)している。うちPCR検査キットは29種、抗體検査キットは27種、抗原検査キットは3種。

　メディアが報じた関連企業(yè)のデータ統(tǒng)計によると、PCR検査キットの1日あたりの生産能力は2675萬1000人分に、抗體検査キットは1646萬人分に、抗原検査キットは190萬3000人にのぼっており、合計すると4511萬4000人分となっている。

　大量調(diào)達(dá)によるコスト削減、企業(yè)の生産能力の拡大、検査技術(shù)の発展などの実際の要因により、PCR検査料が引き下げられたことが分かる。人々に実益をもたらすと同時に、感染対策の徹底、人々の命の安全及び體の健康の保証に向け積極的な力を発揮した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2021年9月1日