戦爭の恐ろしさを知らない安倍氏

――安倍首相は現(xiàn)在、安保関連法案を強(qiáng)行採決しようとしているが、これを懸念していますか？

竹本さん：日本國內(nèi)で起きているすべてのことに強(qiáng)く懸念している。今の日本人が受けている教育は、70年前の災(zāi)いの前に日本人が受けていた、いびつな教育にやや似ていると感じるほどだ。

教科書は私たちのファシスト政権が70年前に発動(dòng)した、アジア全體に深刻な災(zāi)いをもたらした戦爭をあっさりと描寫するだけだ。さらにはアジアの隣國に侵略戦爭を発動(dòng)したことさえ否定し、日本軍が戦時(shí)中に他國にどれほどひどいことをしていたかを教えていない。

特に多くの若者は戦爭を経験しておらず、日本が歴史上、隣國に何をしたかを知らない。

――安倍首相は戦爭の恐ろしさを知らないと思いますか？

竹本さん：私は一般人として、平和を願(yuàn)うばかりだ。安倍首相のような戦後生まれは、戦爭が何を意味しているかを知らない。若者は映畫でしか戦爭を知らない。ただ私は彼らに対して、戦爭がどれほど恐ろしいかを伝えなければならない。

間違いを認(rèn)めない人と仲良く付き合い、友人になれると信じる理由があるだろうか。安倍首相は自分の政治の前途のため、アジアの隣國の感情を傷つけている。これは私が特に言いたいことだ。

政府は政治のお遊びをしている。これは日本とアジア諸國の関係改善にとって不利だ。平和憲法を破壊し、日本を戦爭の深淵に引きずり込めば、安倍首相は日本の罪人になるだろう。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2015年8月27日