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軍事安全の相互信頼が増加

梁光烈國(guó)防部長(zhǎng)と北沢俊美防衛(wèi)相（11月27日撮影）

二つ目の交流の特徴は、軍事防衛(wèi)の交流だ。國(guó)務(wù)委員で國(guó)防部長(zhǎng)の梁光烈氏は11月26日から12月1日にかけて日本を訪問(wèn)し、鳩山由紀(jì)夫首相や北沢俊美防衛(wèi)相と會(huì)談して「中日防衛(wèi)部門共同コミュニケ」を発表した。注目すべきことは、梁光烈國(guó)防部長(zhǎng)が初めて日本海上自衛(wèi)隊(duì)のイージス艦に乗艦したことだ。それにこの視察は米國(guó)海軍基地であり、その指し示す意義は普通ではない。

もちろんこの訪問(wèn)で、日本防衛(wèi)相の來(lái)年の訪中や両軍の様々なレベルの相互訪問(wèn)、艦艇の相互訪問(wèn)や國(guó)家安全保障業(yè)務(wù)の交渉の継続、海上での合同救援訓(xùn)練など、両軍交流の重要な內(nèi)容が決まったが、その成果は積極的で多様である。

歴史問(wèn)題において相互信頼と理解が中日友好というビルの礎(chǔ)石であるとすれば、政治分野における相互信頼と協(xié)力は支柱であり、軍事や安全分野での相互信頼は橫梁と言うことができる。軍事や安全面での交流という核心的な部分は、中米関係と同様に中日交流でも比較的遅れている分野だった。

しかし望ましいことに、2007年11月の中國(guó)軍艦の初訪日や2008年6月の日本の軍艦の初訪中により、國(guó)防相の相互訪問(wèn)が順調(diào)に行われるなど、この2年間の中日軍事交流は頻繁でレベルも豊富、內(nèi)容も様々で非常に良好だ。これは雙方の戦略的な敵意や懸念を取り除き、透明度や信頼を深めるには大きな意義がある。

相手の要求をさらに尊重

三つ目の交流の特徴は、相手の核心利益の要求をさらに尊重するようになったことだろう。最近の中日交流のプロセスからは、この特徴が徐々に明らかになっている。金融危機(jī)対応や東アジア一體化の主張、日本への輸出製品の品質(zhì)安全など、日本側(cè)が注目している問(wèn)題について中國(guó)はいずれも積極的に返答し話し合っている。

中國(guó)側(cè)が関心を持つ歴史問(wèn)題や臺(tái)灣問(wèn)題、チベット問(wèn)題などについても、日本側(cè)は善意を持って尊重し理解を表している。例えば靖國(guó)神社の秋の例大祭には鳩山內(nèi)閣の全閣僚が參拝せず、日本に入國(guó)したダライラマとも會(huì)見(jiàn)していない。また6月に対臺(tái)灣窓口機(jī)関である交流協(xié)會(huì)臺(tái)北事務(wù)所の斎藤正樹(shù)代表の「臺(tái)灣地位未定論」発言での辭任などだ。

中日両國(guó)は周知のように、近代の戦爭(zhēng)で積み重なった恨みは、時(shí)間的にイギリスとフランスの間の怨恨には及ばないが、心理的な傷とわだかまりはそれより勝る。幅広く安定した相互信頼を達(dá)成することはそう簡(jiǎn)単なことではなく、塵も積もれば山となり、雨垂れ石を穿つという決心と確信が雙方にとって必要だ。最近の中日交流の積極的な様子は、この決心と確信の表れであり、十分に肯定すべきものである。

「チャイナネット」 2009年12月9日