9.「生活品質(zhì)」大項(xiàng)目

「生活品質(zhì)」大項(xiàng)目では北京、上海、広州がトップ3となった。杭州、成都、重慶、南京、武漢、天津、深圳が順に第４位から第10位までとなった。2018年と比べ、トップ10のうち前から3位までは不動(dòng)だった。杭州、成都、重慶、武漢の順位は高くなった。

ハイクオリティな生活は都市を評(píng)価する最重要ポイントのひとつである。高い生活水準(zhǔn)を支えるサービス業(yè)も都市発展の重要な支柱となる。また都市の住みやすさや安全性も一大関心事である。生活消費(fèi)水準(zhǔn)の評(píng)価や醫(yī)療福祉の水準(zhǔn)も重視する。

　　同大項(xiàng)目は都市の「住みやすさ」、「生活消費(fèi)水準(zhǔn)」、「醫(yī)療福祉」の3小項(xiàng)目指標(biāo)を設(shè)置し、「住みやすい都市認(rèn)定指數(shù)」、「文明衛(wèi)生都市認(rèn)定指數(shù)」、「安全安心都市認(rèn)定指數(shù)」、「中國(guó)幸福感都市認(rèn)定指數(shù)」、「交通安全指數(shù)」、「1萬人當(dāng)たり社會(huì)消費(fèi)財(cái)小売消費(fèi)額」、「海外高級(jí)ブランド指數(shù)」、「1萬人當(dāng)たりホテル飲食業(yè)営業(yè)収入額」、「1萬人當(dāng)たり通信費(fèi)額」、「1萬人當(dāng)たり住民生活用水量」、「平均壽命」、「醫(yī)師數(shù)」、「三甲病院（最高等級(jí)病院）」、「高齢者福祉施設(shè)ベッド數(shù)」など14組の指標(biāo)データで構(gòu)成される。

　（1）「住みやすさ」小項(xiàng)目：同小項(xiàng)目では上海が首位、成都が第3位だった。ランキングトップ10入りした中心都市は他に、杭州、北京、寧波、南京、西安、長(zhǎng)沙の6都市だった。2018年と比べ、トップから第4位までの順位は変わらなかった。36中心都市の中で、多數(shù)の都市が順位を上げた。特に西安、広州、鄭州、昆明、済南、福州、ラサ、貴陽(yáng)、ハルビン、南昌、フフホト、蘭州、太原、西寧の順位の上げ幅が高かった。

　（2）「生活消費(fèi)水準(zhǔn)」小項(xiàng)目：北京、上海が同小項(xiàng)目の１位２位を獲得した。トップ10入りした中心都市は他に広州、海口、ラサ、アモイ、深圳、南京の６都市だった。2018年と比べ、トップ10都市の中で北京、上海の上位は変わらず、海口、ラサ、アモイが順位を引き上げた。

　（3）「醫(yī)療福祉」小項(xiàng)目：北京、上海、重慶が順に同小項(xiàng)目のトップ3だった。広州、成都、天津、杭州、武漢、済南、南京が順に第4位から第10位となった。2018年と比べ、トップ10都市では重慶、成都、済南の順位が上がった。

10.「文化教育」大項(xiàng)目

「文化教育」大項(xiàng)目のランキングでは北京、上海、広州が上位３位を占めた。特に北京、上海の偏差値は他都市を大きく引き離し、両都市の文化教育資源の厚みが突出していた。南京、武漢、成都、杭州、天津、重慶、深圳が順に第4位から第10位となった。2018年と比べ、36中心都市中、前から6番目までの順位は変わらなかった。杭州、深圳、鄭州、合肥、福州、昆明、石家荘、太原、ラサの順位が上がった。

文化教育は都市の精神世界を形作る。「文化教育」大項(xiàng)目は都市文化娯楽生活の場(chǎng)所と関連消費(fèi)を測(cè)るだけでなく、國(guó)際性、全國(guó)的な文化パフォーマンス、教育投資と傑出人材育成も評(píng)価する。

同大項(xiàng)目では「文化娯楽」、「文化パフォーマンス」、「人材育成」の三つの小項(xiàng)目を立てた。同大項(xiàng)目は、「映畫館?劇場(chǎng)消費(fèi)指數(shù)」、「博物館?美術(shù)館指數(shù)」、「スタジオ指數(shù)」、「動(dòng)物園?植物園?水族館」、「公共図書館蔵書量」、「世界トップ大學(xué)指數(shù)」、「?jìng)艹鑫幕酥笖?shù)」、「オリンピック金メダリスト指數(shù)」、「地方財(cái)政教育支出指數(shù)」、「１萬人當(dāng)たり幼稚園在園児童數(shù)」、「インターナショナルスクール」、「高等教育指數(shù)」、「?jìng)艹鋈宋镙叧鲋笖?shù)」など13組の指標(biāo)データから成る。

　（1）「文化娯楽」小項(xiàng)目：北京と上海は同小項(xiàng)目で1位と2位を飾った。両都市の偏差値は他都市を大きく引き離した。両都市の文化娯楽分野での突出ぶりが明らかである。トップ10入りした中心都市は他に重慶、広州、深圳、成都、杭州、南京、天津の7都市だった。2018年と比較し、36中心都市の中で北京、上海の王者ぶりは変わらなかった。重慶、南京、鄭州、長(zhǎng)沙、済南、寧波、福州、ラサの順位はアップした。

　（2）「文化パフォーマンス」小項(xiàng)目：北京、上海、南京がトップ3を飾った。とりわけ北京の高偏差値は他都市を引き離し、北京はその分野で突出していた。第4位から第10位までは広州、武漢、西安、長(zhǎng)沙、天津、杭州、成都であった。2018年と比べ、36中心都市の中で、深圳、太原、昆明、寧波の4都市の順位の上げ幅が高かった。

　（3）「人材育成」小項(xiàng)目：北京と上海が同小項(xiàng)目の１位、２位を飾った。両都市の偏差値の高さは他都市を引き離していた。第３位から第９位までは順に広州、天津、南京、杭州、成都、武漢、深圳だった。2018年と比べ、前5位までの都市の順位は変わらなかった。36中心都市のうち、杭州、成都、深圳、鄭州、合肥、石家荘、ラサ、長(zhǎng)春、大連、太原の順位が上がった。

2019年２月19日、中國(guó)國(guó)家発展改革委員會(huì)が公布した『現(xiàn)代化都市圏育成発展に関する指導(dǎo)的意見』は、中心都市を都市圏発展政策の中核とし推進(jìn)することを謳った。

東京経済大學(xué)の周牧之教授は、「中國(guó)都市化は都市圏の時(shí)代に突入した。高密度人口集積の優(yōu)位性への認(rèn)識(shí)をさらに重視し、より良質(zhì)なDIDを作り上げることが、都市圏政策の一番の要である。同政策のもう一つの重點(diǎn)は、中心都市と周辺中小都市の相互発展である。第三の政策ターゲットは中心機(jī)能の輻射力を向上し強(qiáng)化させることだ。とりわけ強(qiáng)調(diào)すべきは、中心都市を國(guó)際交流プラットフォームの中心舞臺(tái)に據(jù)えることである。今日のグローバル時(shí)代、國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)と國(guó)際交流が國(guó)の命運(yùn)を決める根本である。一國(guó)の國(guó)際競(jìng)爭(zhēng)力、國(guó)際交流水準(zhǔn)の高低が、最終的に都市圏の國(guó)際性を決定づける。『中國(guó)中心都市＆都市圏発展指標(biāo)』はまさに以上の意義に基づき、マルチの角度から都市を評(píng)価し、中心都市の都市圏発展のために開発された斬新な政策ツールである」と力説した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2021年2月26日