第９期全國人民代表大會(huì)第４回會(huì)議以來、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)は引き続き監(jiān)督の仕事を司法の仕事と同様に重要な位置に置き、証券法、村民委員會(huì)組織法、農(nóng)業(yè)法、水質(zhì)汚濁の防止および対策措置法という４つの法律の実施狀況について點(diǎn)検を行った。
一、証券法。全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の法律執(zhí)行の點(diǎn)検計(jì)畫に基づいて、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)証券法執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループは２００１年５月中旬から６月初めにかけて、証券法の実施狀況を點(diǎn)検した。點(diǎn)検グループは証券法の実施狀況について、中國証券監(jiān)督管理委員會(huì)、國家経済貿(mào)易委員會(huì)、中國人民銀行、最高人民法院、最高人民検察院の報(bào)告をそれぞれ聴取した。點(diǎn)検グループは四つの組を分けて上海、深せん、成都、武漢に赴いて現(xiàn)地點(diǎn)検を行うとともに、北京、広州、蘭州、ハルビン、廈門（アモイ）の５都市がそれぞれの都市の証券法の実施狀況に対し自己點(diǎn)検を行うことを安配した。２００１年６月、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)第２２回會(huì)議は點(diǎn)検グループの報(bào)告を聴取した。
點(diǎn)検の狀況は、証券法が中國の國情に符合するものであることを示している。証券法が公布、実施されてから、証券監(jiān)督管理部門と関係法律執(zhí)行部門は広報(bào)教育を積極的に繰り広げ、法によって監(jiān)督管理を行い、法律の効果的実施を保証し、中國証券市場の発展と規(guī)範(fàn)化を促し、経済の発展と企業(yè)の改革を力強(qiáng)く推し進(jìn)めている。しかし、點(diǎn)検を通じて、証券法の実施において一部の上場會(huì)社の開示した情報(bào)が真実ではなく、少數(shù)の會(huì)社は大株主のコントロールを受けてその他の投資者の利益を損ない、証券に対する監(jiān)督管理の度合いが不十分で、法律?法規(guī)がワンセットになっておらず、そして法律執(zhí)行の協(xié)調(diào)メカニズムが完全なものになっていないなどの問題が存在していることにも気づいた。以上の問題について、法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループは次ぎのような提案をおこないたい。証券法に関する広報(bào)教育をいっそう強(qiáng)化し、証券法に対するさまざまな主體の認(rèn)識(shí)を高める。株式の発行と上場制度を厳格なものにし、上場會(huì)社の質(zhì)の向上に努める。業(yè)種の自己コントロールを強(qiáng)化し、証券公司と仲介機(jī)構(gòu)に対する監(jiān)督管理をいちだんと強(qiáng)化する。監(jiān)督管理の仕事をそれ相応に改善し、監(jiān)督管理への取り組みの度合いを強(qiáng)化する。証券市場の発展の必要に基づいて混合経営、株価指數(shù)先物、社會(huì)保険資金の株式市場への進(jìn)出、WTO加盟後の証券市場の発展などの問題に対し突っ込んで検討し、法的対策を打ち出すなど。
二、村民委員會(huì)組織法。２００１年６月、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)は法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループをつくって、山東、福建、海南、吉林、新疆の５省?自治區(qū)にそれぞれ赴いて、村民委員會(huì)組織法の実施狀況を點(diǎn)検した。點(diǎn)検グループはまた、黒竜江、河南、広西、雲(yún)南の４省?自治區(qū)の自己點(diǎn)検を安配した。點(diǎn)検グループは出発に先立って、村民委員會(huì)組織法の実施狀況に関する民政部の報(bào)告を聴取した。點(diǎn)検グループは各地で點(diǎn)検を行った期間、あわせて４５の地區(qū)?市?県を訪れ、報(bào)告を２７回聴取し、４８の村に深く入って人民代表大會(huì)代表、農(nóng)村幹部、村民代表などの座談會(huì)を６５回ひらいた。各農(nóng)家に赴いて村民を訪ね、村クラスの歴史資料と村務(wù)公開欄（村の事務(wù)を公表する壁新聞のようなもの）を読むなどさまざまな形で、村民委員會(huì)組織法の貫徹実行の狀況について現(xiàn)地で點(diǎn)検を行った。２００１年８月、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)第２３回會(huì)議は法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループの報(bào)告を聴取した。
點(diǎn)検の結(jié)果から見れば、これらの省?自治區(qū)の村民委員會(huì)組織法を貫徹する仕事は効果をあげ、村民自治は法秩序化の軌道に沿って著実に発展しつつある。しかし、各地の村民委員會(huì)組織法の貫徹には依然としていくつかの問題が存在し、例えば民主的選挙の中に違法と権利侵害の現(xiàn)象が存在し、民主的に政策を決定する中で間接的民主でもって直接的民主に取って代わる傾向が存在し、民主的管理の中に程度の差こそあれ形式主義が存在し、民主的監(jiān)督の仕事には弱い環(huán)が存在しているなどがそれである。このため、法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループは村民委員會(huì)組織法を突っ込んで貫徹することについて、次ぎのような意見と提案を打ち出した。村民自治制度に関する教育活動(dòng)を突っ込んで持続的にすすめ、村民委員會(huì)組織法の法律執(zhí)行と監(jiān)督への取り組みの度合いを増大し、村クラスの民主制度の確立に対する具體的な指導(dǎo)を強(qiáng)化し、法によって手続の規(guī)定を制定して末端の民主制度をいっそう完全なものにする。
三、農(nóng)業(yè)法。２００１年８月９日、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)は法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループをつくって、吉林、四川、湖北３省の農(nóng)業(yè)法を貫徹、実施した狀況をそれぞれ點(diǎn)検した。點(diǎn)検期間、３省の省政府とその関係部門、９市、１３県の報(bào)告をそれぞれ聴取するとともに、２０の郷?鎮(zhèn)（町）に深く入って點(diǎn)検を行い、農(nóng)村の末端幹部、人民代表大會(huì)代表、農(nóng)民大衆(zhòng)、中堅(jiān)企業(yè)の責(zé)任者、農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)者などと座談會(huì)をひらき、一部の農(nóng)家を訪ねた。點(diǎn)検の前に、法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループはまた、國家発展計(jì)畫委員會(huì)、経済貿(mào)易委員會(huì)、財(cái)政部、科學(xué)技術(shù)部、農(nóng)業(yè)部、中國人民銀行、対外貿(mào)易経済合作部、國家食糧局、稅務(wù)局、最高人民法院、最高人民検察院などの報(bào)告を聴取した。２００１年１０月、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)第２４回會(huì)議は農(nóng)業(yè)法の実施狀況に関する法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループの報(bào)告を聴取した。農(nóng)業(yè)法の実施狀況に対する點(diǎn)検?監(jiān)督はずっと全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の監(jiān)督の仕事の重點(diǎn)であり、第８期全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)はかつて４回連続して點(diǎn)検を行い、第９期全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)は１９９８年に農(nóng)業(yè)法の実施狀況に対し點(diǎn)検を行い、２００１年は同法の実施狀況に対しもう一度點(diǎn)検を行った。
法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループは點(diǎn)検を通じて、中國農(nóng)業(yè)の発展が新しい段階に入った狀況のもとで、各クラス政府の農(nóng)業(yè)法貫徹、実施の活動(dòng)はいっそう強(qiáng)化され、法によって農(nóng)業(yè)と農(nóng)村経済の持続的で、健全な発展を保障し、促進(jìn)する上で目に見える効果をあげたと見ている。成果を十分に評(píng)価すると同時(shí)に、點(diǎn)検グループは、當(dāng)面の農(nóng)業(yè)法を貫徹、実施する中で農(nóng)業(yè)と農(nóng)村経済の発展を制約するいくつかの問題、例えば農(nóng)業(yè)に対する資金投入が不十分で、投資の効果が少ないこと、農(nóng)業(yè)の基盤施設(shè)が軟弱で、自然災(zāi)害に対する抵抗力が強(qiáng)くないこと、農(nóng)民の収入が低く、負(fù)擔(dān)が依然として比較的重いこと、農(nóng)業(yè)をバックアップし、保護(hù)するメカニズムが完全なものになっていないなどが依然として存在していることも指摘した。これにより、法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループは農(nóng)業(yè)法の実施活動(dòng)を改善することについて、次ぎのような提案をおこないたい。農(nóng)業(yè)に対する投入を増やし、農(nóng)業(yè)への投入メカニズムを改革し、農(nóng)業(yè)を支援する資金の利用効果を向上させる。構(gòu)造調(diào)整を推し進(jìn)め、産業(yè)化経営を発展させる。収入を増やす道をさらに切り開き、農(nóng)民の負(fù)擔(dān)を確実に軽減し、農(nóng)民の合法的利益を守る。農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)の普及を強(qiáng)化し、農(nóng)村教育を発展させ、農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)のレベルと農(nóng)民の資質(zhì)を向上させる。農(nóng)業(yè)をバックアップし、保護(hù)するメカニズムを完全なものにし、農(nóng)業(yè)の持続的、健全な発展を保障し、促進(jìn)する。
四、水質(zhì)汚濁の防止および対策措置法。２００１年９月、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)は法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループをつくって、湖北、江蘇と重慶の３省?直轄市にそれぞれ赴き、水質(zhì)汚濁の防止および対策措置法の実施狀況を點(diǎn)検した。貴州、雲(yún)南、四川、湖南、江西、安徽と上海などの省?直轄市はみずから點(diǎn)検を行った。今回の點(diǎn)検は長江流域の水資源の保護(hù)と水質(zhì)汚濁の防止および対策措置に重點(diǎn)が置かれた。點(diǎn)検期間、國家発展計(jì)畫委員會(huì)、國家環(huán)境保護(hù)総局、水利部、財(cái)政部、建設(shè)部は點(diǎn)検グループに報(bào)告を行った。２００１年１２月、全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)第２５回會(huì)議は法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループの報(bào)告を聴取した。
法律執(zhí)行狀況の點(diǎn)検グループは點(diǎn)検を通じて、點(diǎn)検を受けた３省?直轄市の水質(zhì)汚濁の防止および対策措置法の貫徹?実施における態(tài)度は積極的で、強(qiáng)力な措置がとられ、一定の成果をあげたと見ている。それは主に、工業(yè)汚染の防止および対策措置が初歩的に効果を収め、都市生活による汚染の防止および対策措置に進(jìn)展が見られ、農(nóng)業(yè)汚染対策措置がスタートしたばかりであることに現(xiàn)れている。しかし、點(diǎn)検グループは、これら地域は水質(zhì)汚濁の防止および対策措置法の実施に相変わらずいくつかの問題――長江流域の水環(huán)境が楽観視できず、水質(zhì)汚濁による危害が比較的に明らかであること、都市生活の汚水処理施設(shè)の建設(shè)が追い付かず、水質(zhì)汚濁の防止および対策措置の要請に応えることができないこと、ゴミ処理が追い付かず、地元の水環(huán)境に脅威をもたらしていること、農(nóng)業(yè)汚染に対し依然として防止および対策措置への取り組みの度合いを増大する必要があることも指摘した。點(diǎn)検グループは當(dāng)面の水資源のトータルな狀況と問題を知ったうえで、次ぎのような提案をおこなった。①指導(dǎo)を強(qiáng)化し、認(rèn)識(shí)を高め、水資源保全に対する責(zé)任感と切迫感を増強(qiáng)しなければならない。②類型別に指導(dǎo)を行い、根本的な問題か、目先の問題かを問わず、いずれも解決策を提出し、水質(zhì)汚濁の防止および対策措置を講じる足取りを速めなければならない。③資金獲得のルートを拡大し、投資を増加し、都市部の環(huán)境インフラ建設(shè)を速めなければならない。④配置を調(diào)整し、構(gòu)造を最適化させ、クリーン生産を押し広め、節(jié)水型の社會(huì)を確立しなければならない。⑤法律を整備し、法律の実施を強(qiáng)化し、法によって水資源を保全しなければならない。⑥治水の足取りを速め、三峽ダムプロジェクトと中國の南部から北部への導(dǎo)水プロジェクトの順調(diào)な実施を確保しなければならない。
「チャイナネット」 2002年3月21日
