第9期全國人民代表大會(huì)（全人代）第5回會(huì)議は6日午前、人民大會(huì)堂で第2回會(huì)議を開き、財(cái)政部の項(xiàng)懐誠部長が2001年度の中央と地方予算の執(zhí)行情況および2002年度の中央と地方予算案について報(bào)告を行った。
2001年度の全國の歳入は1兆6371億元で、前年度に比べ2.2％増。収支を差し引くと歳出は歳入を2473億元上回った。國は引き続き積極的財(cái)政政策を?qū)g施し、1500億元の長期建設(shè)國債を発行し、インフラ建設(shè)に利用した。
中央の財(cái)政赤字と債務(wù)規(guī)模はやや拡大したものの、2001年度中央財(cái)政赤字は2598億元で、國內(nèi)総生産（GDP）に占める割合は2.7％、債務(wù)殘高は1兆5608億元で、GDPに占める割合は16.3％となり、いずれも安全ライン內(nèi)だった。
中央予算と財(cái)政活動(dòng)については「社會(huì)保障支出を860億元計(jì)上し（比較可能な基準(zhǔn)から見ると、2001年度より28％増える）、社會(huì)の安定を維持していく」とし、（１）生態(tài)環(huán)境改善のため、2002年度も天然林保護(hù)プロジェクトを引き続き推進(jìn)し、206億元の支出を計(jì)上する（２）WTO加盟後に中國が直面する農(nóng)業(yè)発展の新情勢に適応し、農(nóng)業(yè)の競爭力を増強(qiáng)させるため、農(nóng)業(yè)総合開発、農(nóng)業(yè)科學(xué)技術(shù)、貧困扶助などの支出を274億元計(jì)上する――などの財(cái)政支出計(jì)畫を発表した。
また國防支出については「國家の主権と領(lǐng)土保全を守り、國際情勢の変化に対応するため、國防支出を適度に増やし、現(xiàn)代技術(shù)、特にハイテク條件下における中國の防衛(wèi)戦闘能力を増強(qiáng)し、將校、軍隊(duì)所屬の文官、士官、士官と正規(guī)職員の給與および義務(wù)兵役の兵士の手當(dāng)てと退役軍人の恩給を適度に引き上げる」とし、國防支出を252億元増やして17.6％増とすることを明らかにした。
「収支二本立て」管理改革については「今年度も改革を推進(jìn)し、財(cái)政資金の収支行為を規(guī)範(fàn)化していく」としたうえで、（１）予算管理の改革を穏當(dāng)に推進(jìn)して予算管理を強(qiáng)化し、中央予算事業(yè)體はすべて政府買付予算を編成する（２）所得稅収入の割合配分の改革を?qū)g施して地域経済の協(xié)調(diào)的発展を促進(jìn)し、所得稅増収により中央が得た収入増加分は地方、とりわけ中西部地區(qū)への移転支出に追加給付し、中央財(cái)政には一銭も留保しない――とした。
會(huì)計(jì)事業(yè)については、法律を適用して會(huì)計(jì)書類の偽造行為を厳しく取り締まる方針を示し、刻苦奮闘の作風(fēng)を大いに発揚(yáng)し、勤倹の主旨に従ってすべての事業(yè)を運(yùn)営していくよう求めた。
憲法の規(guī)定では、全人代は國民経済と社會(huì)発展計(jì)畫の執(zhí)行情況についての報(bào)告と、國家予算と予算執(zhí)行情況について報(bào)告を?qū)彇?批準(zhǔn)する権限が與えられている。全人代が會(huì)議を開催するにあたり、國務(wù)院はこれらの報(bào)告書を提出しなければならない。
同日の會(huì)議には全人代代表2808人が出席。第9期全國政治協(xié)商會(huì)議第5回會(huì)議に出席する政協(xié)委員も會(huì)議に列席した。
「人民網(wǎng)日本語版」2002年3月7日
